体験談① 20代 男性 H.Kさん

私は20代で他県から神奈川県内の病院に転職しました。
転職を考えたタイミングそのものが他の医師と比較して早かったため、職場を移すこと自体に不安を抱えていたのですが、そんな折に神奈川県内の病院と出会い、転職を決意しました。
実際に働いてみて感じたことは、あくまでも私がもともと働いていた地域や病院と比べてなのですが、非常に医療レベルが高いこと。
もちろん県内にもいくつもの医療圏が存在するため、全てで一様な医療レベルを保っているわけではないでしょうが、それでも全体的に非常に高いレベルに達していると感じています。

私が携わる分野で特にそれが顕著だったのが、周産期医療体制の充実です。
神奈川県全体が力を入れていることがよくわかるようなシステムになっており、各分野・領域の連携にも力を入れ、母子が安心して出産を迎えられるような体制が整っていることに驚きました。

少子化問題が叫ばれる中、しかし今後もさらに重要になってくる分野ではありますが、これほどまでに病院や地域によって差があることを転職するまで実感できなかったことは恥ずかしい限りです。
ただ、この転職によってキャリアアップへと大きなステップが踏み出せたことも事実です。

他にも大きな都市はあり、行政の主導によって医療体制を整える地域もありますが、神奈川県のそれはすでに高いレベルに達しているため、腕はもちろん、知見を磨くためにも非常に意義
の高い地域と言えるでしょう。
そんな地域に転職してよかったと、心から思えています。
 

体験談② 30代 男性 T.Aさん

医師仲間の間では、「神奈川県の医療体制がすごい」という話は、常々出ていました。
特に、医師に対するサポートが手厚く、働きやすい環境が与えられやすい、そんな医療機関が多いという話が、当たり前のようにされていたのです。

そんな話題から興味を持った神奈川県内への転職でしたが、実際に転職活動をしてみて感じたのは、やはり医療体制が素晴らしいこと、そして、噂通り医師へのサポートがしっかりとしていること、何よりも、県内の人気エリアへの転職は、タイミングが非常に重要であるということです。
特に最後に関しては、横浜市や川崎市などの医療機関への転職を検討していた私にとって難しい問題でした。

しかし、そうしたエリアはやはり医師にとっても人気が高いため、応募者数が多いだけではなく、応募者のレベルも非常に高いのです。
実際に、私もなかなか最後の審査を突破できないことが続きました。
応募を決意した時には、一旦募集を締め切ったという話も受けたことがあります。
もし同エリアへの転職を希望しているのであれば、タイミングを間違わないこと。
具体的には、「迷ったら応募」を心がけることでしょう。

そのために、転職が頭をよぎった瞬間からある程度の準備をしておくことも重要なポイントです。
準備があればいつでも応募できますし、応募書類や面接等でも他の応募者との間に差をつけることができます。
結局私は、いくつかの失敗を経て、質も医師からの人気も高くサポート体制も充実した病院へと転職できましたが、タイミングと準備への意識を高く持った結果だと感じているところです。
 

神奈川で勤務する男性医師の年齢と平均年収

神奈川県での勤務を視野に入れている医師にとって、このエリアで実際に働いている医師たちがどの程度の年収を受け取っているのかについては、大きな関心事となるはずです。
ここでは、男性医師と女性医師とに分けて、この年収事情について見ていきましょう。

まず基本的な情報として押さえておきたい点は、医師の年収額の全国平均がどうなっているのかという部分です。
調査機関やデータの収集方法、あるいは対象医療機関を含む対象者によって結果は変わってきますが、医師の年収の全国平均は 1,100万円~1,200万円程度という数字が出ることが一般的です。

それと比較して、神奈川県内で働く男性医師の年収はおよそ1,170万円前後という調査結果が出ています。
全国平均とさほど変わらない数字であることがわかるのではないでしょうか。

ちなみに、神奈川県内の医療施設に勤める男性医師の平均年齢は40歳程度と、これも全国平均のおよそ41歳とほとんど変わらない状況です。
ごくごく平均的な年齢及び年収額であるという意味では、これも神奈川県内の男性医師の一つの特徴と言えるのかもしれません。

神奈川で勤務する女性医師の年齢と平均年収

一方、神奈川県内の医療施設で働く女性に関してはどうでしょうか。
男性医師と比べて年収額、年齢ともに低い、という現状がありそうです。

同県勤務の女性医師の平均年収は1,140万円~1,150万円ほどとなっています。
男性医師より低いとは言っても、さほど大きな差はありません。
全国平均から見ても、やはり遠く及ばないという数字にはなっていないようです。

ちなみに、月の基本給に関しては女性医師の方が多いというデータもあります。
賞与などが男性医師の方が多いのでトータルの年収額では男性医師に及びませんが、この点は非常に良い傾向であると言えるでしょう。
年齢に関しても、同県勤務の女性医師は38.8歳と、男性と比較し若干若い程度であり、しっかりと経験を積んだ女性医師が多いこともうかがえます。

男性医師の方が割合的にはまだまだ多いのが現状ですが、女性医師が活躍できる場が神奈川県内には用意されており、それを生かしている女性が多いのも事実です。
神奈川県に勤める医師全体の年収額が徐々に上昇する傾向があるのも、もしかしたら女性医師の活躍の影響が大きいのかもしれません。

東京都内よりも平均年収額は多くなっているため、住みやすく子育てもしやすい環境であることを考えれば、神奈川県内で働くことは女性医師にとって非常に魅力的であるはずです。

神奈川県地域医療支援センターについて

日本はまだまだ医師不足の状態であり、特に地域偏在の問題に関しては深刻な課題となっています。
神奈川県は病院数及び一般診療所数も全国の中でもトップクラスなのですが、それでも医師が充足している状況にはありません。
神奈川県は新たな医師を確保しようと、あらゆる施策を講じています。

その中の一つが「神奈川県地域医療支援センター」です。
同センターは平成27年に開設されました。
目的及び業務は、

  • 医師の偏在問題に関する情報の収集と状況把握
  • 具体的な課題を浮き彫りにするための分析

地域によって医師不足の状況は異なり、また、その原因が全く同じであるとも限りません。
それぞれの地域性に合わせた問題解消の策を講じる必要があり、それを分析・整理するために神奈川県地域医療支援センターが存在しているのです。

上記に加えて、以下のような支援も行っています。

  • 医師のキャリアを形成するのに必要なサポート
  • 医師が不足する医療機関に対する支援

待っていれば医師が集まるというわけではありません。
居住エリアとして十分な魅力を持っているのは東側に限った話です。
西側に目を向ければ、多くの医師が自然と集まってくるという状況にはないのです。
医師の確保を支援するとともに、現状医師不足が顕著な病院に対して必要なサポートをしながら、患者の診療に影響が出ない体制を整えています。

学資賞与制度について

画像引用元:http://sinkanurse.jp/7231/

 

神奈川県では、他にも県内において医師を確保するための制度をいくつか設けています。

「神奈川県産科等医師修学資金貸付制度」
これは、他エリアですでに多くの診療を経験した医師を招き入れるというよりも、神奈川県内の医療機関で働くことを目的とした医師を育てるための制度となっています。
特に医師不足が顕著である産科を中心として、小児科や麻酔科なども含めた医師を目指す学生に対して、この制度が適用される仕組みとなっています。
参考:横浜大学医学部HP
具体的には、大学6年間の学費や生活費に相当する金額を借りることのできる制度なのですが、この制度の一つの特徴に「返済免除」の仕組みがあります。
大学で医療について学んだ後、実際に神奈川県内の医療機関での研修を経て、規定の機関、指定された病院で働けば、受け取った修学資金の返済義務を免れることができるというものです。
実質、学資賞与制度と表現することもできるでしょう。

「神奈川県地域医療医師修学資金貸付制度」
指定された大学の医学部で勉学に励み、また、卒業後は神奈川県内の医療機関で定められた期間、診療に従事する意思がある学生に対して貸付金が渡される制度です。
細かな条件は他にも存在し、また、希望者すべてに貸付されるわけではないのですが、神奈川県産科等医師修学資金貸付制度と同様に返還免除があるため、これも医師を志す若者にとっては非常に魅力的な制度となるのではないでしょうか。

特に医師が不足しているのは神奈川県西部

神奈川県は人口も多くクリニックを含めた医療機関も非常に多いため、医師が転居し新たな医療機関で働くための選択肢としては、非常に魅力的なエリアと言えるでしょう。

 

しかし、同じ神奈川県内であっても、地域格差があることは否めません。

 

それぞれのエリアに応じた問題があり、特に県西部の医師不足は少々深刻な状況となっています。
神奈川県を二次保健医療圏で分類すると11のエリアに分けられるのですが、その中でも最西端に位置する“県西”は医師不足であり、しかし、それが解消する目処も立ってはいません。
人口そのものも少ないのですが、例えば、人口10万人あたりの医師数を見た場合、神奈川県全体では200人を超えているにもかかわらず、県西は160人ほどと、30人から40人も少ない状態です。
これは、横浜南部と比較すれば60人以上少ない数字ですから、やはり顕著な医師不足と言わざるを得ないでしょう。

診療科目別に見ると、下記のようになっています。

  • 内科医、外科医・・・神奈川県全体の平均と比べて突出して少ないわけではない
  • 産科、婦人科・・・神奈川県全体の数字と比べて10万人あたりの医師数が6人から7人少ない
  • 小児科、麻酔科、救急科・・・産科、婦人科同様に少ない

神奈川県内で働く医療機関を探しているのであれば、県西を中心に検討することで、神奈川県内の地域格差を解消することに繋がるのかもしれません。

日本全体の問題「高齢化」が医師不足の拍車をかけている

神奈川県内の地域格差、つまり医師の偏在の問題について述べましたが、これはもちろん神奈川県だけの問題ではありません。

神奈川県エリアの特徴は、以下のようなものがあります。

  • 東京にほど近い横浜や川崎といったエリアが非常に栄えている。
  • 居住地としても魅力的であり、人口も増加傾向にある。
  • 神奈川県西部は東京都からは離れたところに位置するため、人口の減少が進んでいる。

自然増減及び社会増減ともに減少傾向があるため仕方がないのですが、これにより懸念されるのは神奈川県西部エリアの高齢化です。
若い人が減り高齢者が増えることで、人口は減っているものの医療機関を必要とする人の数は増えるため、医師不足が顕著になってしまうのです。

日本各地でこの問題が生じています。
都市部では医師不足も解消へと向かっていると言われていますが、地方など高齢者の割合が多いので、人口減少が見られる地域では医師不足の状態は一切解消しないままです。
高齢化とともに、東京一極集中、あるいは都市部に人口が集まることで、この弊害が起きていると考えることができるでしょう。

あらゆる策を講じながら、この日本全体の問題である高齢化と都市部集中の課題をクリアしていかなければ、医師不足を解消することはできないのかもしれません。

医療機関がもっとも集中している『横浜市』と『川崎市』

当然といえば当然ですが、転職サイト等で神奈川県内の医師の募集状況を見ると、それは横浜市川崎市に集中しています。
この両地域は神奈川県内でも人口が特に多いためです。
横浜市だけでおよそ370万人川崎市は140万人を超える人口が集まっています。
それだけ医療機関が多く、医師の求人案件も多くなっている状況です。

例えば、青葉区や鶴見区などが含まれる横浜北部及び、旭区や西区、戸塚区などが含まれる横浜西部にはそれぞれ50ほどの病院があり、南区や磯子区などを含む横浜南部にも30を超える病院が存在しています。
横浜市内だけでも130以上の病院があるのです。

川崎市は横浜市ほどではありませんが、北部エリアにも南部エリアにもそれぞれ20ほどの病院が集中しています。
横浜市よりも面積や人口の規模が小さいためこの程度の数ですが、横浜市と合わせて見たときには、この2つの都市に病院が集中している状況がうかがえます。

これはもちろん、クリニックに関しても同様です。
クリニックは特に人口の多いエリアでなければ収益を上げることが難しいため、どうしてもこの2つのエリアに集中することになり、病院と同じく医師求人の募集も多い状況となっています。

もし別の都道府県から神奈川県へと移住し神奈川県内で働くことを検討しているのであれば、医療機関の多い横浜市もしくは川崎市で求人を探すことになるのかもしれません。
選択肢も多く、条件の良い案件も非常に多くなっているので、めぼしい医療機関と出会いやすいと言えるでしょう。

療養型の病院や精神科病院が多い『相模原市』

病院やクリニックそのものの数だけを見れば横浜市や川崎市には及びませんが、二次医療圏で分類した際の相模原エリアは、とりわけ療養型の病院の多い地域となっています。
人口だけで見れば川崎市の半分ほどの相模原市。
しかし、特に介護療養型医療施設に関しては川崎市の倍ほどの数が存在し、横浜市内にある同施設数と変わりません。
ベッド数が100を超える病院の数は横浜市よりも多く、この点からも相模原市は療養病床の多いエリアであることがわかるのではないでしょうか。

また、相模原市は精神科病院が多い点も特徴の一つとして挙げられます。
10万人あたりの精神科病院数は0.42と、神奈川県内の中でもさほど多いとはいえませんが、横浜北部が0.26川崎南部が0.16であることを考えれば、やはり多くの精神科病院があると言えるでしょう。
また、10万人あたりではなく数そのもので見ればやはり非常に多くの精神科病院があるため、神奈川県内でこの分野の病院へと転職・就職を検討している医師にとっては相模原市は魅力的なエリアとなりそうです。
無論、求人も多数揃っており、この分野の医療機関を探すことにもさほど苦労することはないでしょう。

療養型の病院や精神科病院は、特に転科を伴う転職を検討している医師に人気の転職先となっています。
労働環境は他の分野と比べても過酷なものではなく、知識等に関しても転科後に比較的習得しやすいためです。
神奈川県は地域ごとに医療機関の分野や、それに伴う求人状況も異なります。

自らの専門と合わせて、どのエリアで働くかを検討することが重要となるかもしれません。

子持ちの医師には嬉しい子育てに不自由しない教育環境

特に転職を考える医師は家庭を持っていることが多く、子供がいることも少なくないでしょう。
転職によっていざ住む地域を変えるとなると、子供の教育や子育てに関する点も気にせざるを得ません。

その点、神奈川県というエリアは、子持ちの医師であっても安心して移り住むことができる環境が整っています。
神奈川県は決して狭いエリアではないため各行政地域により教育環境の整備や取り組み、政策等に違いはありますが、都市部に注目してみると、その環境は周辺エリアと比べても格段に進んでいると言ってもいいでしょう。

例えば、神奈川県全体で見ると待機児童が徐々に減少してきており、安心して共働きができる環境が整いつつあります。
これは少子化によるものではなく、各自治体が認可保育所を設置するなどした結果です。
また、横浜市や川崎市などには進学校や有名私立校なども多く、神奈川県から出なくとも高度な教育を受けることができます。
藤沢市では英語教育に力を入れており、英語の授業時間は全国でもトップ。
綾瀬市はコンピューターの導入が進んでおり、神奈川エリア内において最新の設備で授業を受けられると評判です。

このように、大都市ならではの教育環境の充実、さらには大都市の問題点の一つである待機児童の解消に尽力するなど、小さな子供から大学を卒業するまで十分且つ安心な教育を受けさせることができる環境は、多くの医師にとって魅力的なものと感じるはずです。
医師が居住地に神奈川県を選ぶ理由もわかるのではないでしょうか。

仕事帰りに寄れる周辺施設の利便性の高さ

神奈川に移り住む医師が多い理由は、教育環境の良さのみにあるわけではありません。
医師やその家族が仕事帰りなどに立ち寄れる施設が多い点も、多くの人を惹きつけているようです。

中華街

横浜で最も有名と思われる観光スポットです!

画像引用元: https://matome.naver.jp/odai/2146711748655806001/2146711950258342403

ランドマークタワー

何度足を運んでも飽きることのない施設の一つです!

画像引用元: http://hamarepo.com/story.php?story_id=1375

ラゾーナ川崎

神奈川県内の大型ショッピングセンターの一つです!

画像引用元: http://blog.livedoor.jp/oobanishi/archives/18065877.html

川崎アゼリア

川崎駅の近くにあるショッピングセンターです!

画像引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000014491.html

神奈川県はスーパーの充実性も非常に高いです。
武蔵小杉は特に近年居住地として人気を獲得してきていますが、“成城石井”をはじめ、“東急ストア“など各スーパーが立ち並び、こちらも日頃の買い物に困ることはない品揃えを誇っています。
日吉やたまプラーザなどの駅周辺も、住みやすく且つ買い物に不自由することがないため、多くの医師に人気です!!
一度住んでしまうとその利便性からは離れられず、都内とは異なる落ち着きもあるため、家族で暮らすケースでは居心地の良さを感じることができるでしょう。

仕事帰りはもちろん、休日などに遊びに行く場所にも不自由しない神奈川県エリア。
もちろん住んでいるところや最寄りの駅などにもよりますが、魅力的で便利な地域が多いことは間違いありません!!

  • 1